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疲れを感じた時、あなたはどうやって休息を取っているだろうか?
疲れを感じた時、あなたはどうやって休息を取っているだろうか?一部の方法は、一見すると休息し、リラックスしているように見えて、実はエネルギーを消耗したり、体やメンタルに悪影響を及ぼしたりしていて、心身の健康に長期間影響を与え続ける可能性があることは、実はあまり知られていないかもしれない。
睡眠がとても大切であることは周知の事実だ。睡眠は私たちにとって「充電」のようなもので、体力が回復するだけでなく、記憶を固定させ、メンタルの回復にもつながる。
しかし、「寝過ぎ」は逆にトラブルを引き起こす可能性があることを知っている人は意外と少ない。寝過ぎると、目が覚めても体がすっきりしていないと感じるだけでなく、頭がぼーっとしたり、頭痛やだるさを訴えたりする人もいる。それらは、二日酔いの症状にそっくりで、科学者は「睡眠酩酊」と呼んでいる。
寝過ぎると逆に疲労感が増すのは、健康的ではない睡眠のリズムが1日周期でリズムを刻む体内時計を狂わすからだ。つまり、「寝坊した」場合でも、実は「空回り」していたということになる。
あるネットユーザーは、「スマホいじりは一番即効性がある処方箋のいらない痛み止め薬」としている。特に、ショート動画を見始めると、楽しさのあまり夢中になって時間も忘れてしまうものだ。
休んでいる時に、スマホをいじったり、ショート動画を視聴したりするというのは、気晴らしの方法の一つといえる。しかし、長時間スマホいじりに夢中にならないように注意する必要がある。なぜなら、脳は強い刺激を受け続けると、情報の刺激を受け入れる上限を少しずつ高めるようになり、もともと1日中楽しめた量では物足りず、量を増やさないと楽しむことができなくなるからだ。そして、それを止めなければならない状況が発生すると、苦痛を感じ、イライラしたり、行動に影響を与えたりするようになる可能性がある。
「食いしん坊」にとって、おいしい物を食べることは、ストレスを解消する最も手っ取り早く、効果的な方法だろう。ただ、それには節度も必要で、何も考えずに食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると、心身に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要だ。
糖分は快感をもたらすドーパミンの分泌を刺激するということは広く知られている。しかし、糖分を摂取しすぎると、その時こそ「幸せ」を感じることができても、肥満の原因になるだけでなく、気分が落ち込みやすくなってしまう可能性があることはあまり知られていないかもしれない。
2019年に研究者がうつ病患者3万7131人を対象に実施した研究によると、糖分を含む飲み物を飲むとうつ病のリスクが高まることが分かった。糖分が 約45グラム入った飲み物を毎日飲むと、うつ病のリスクが5%増加し、糖分が約98グラム入った飲み物を毎日飲むと、リスクが25%まで急上昇した。
このように休息の取り方にも「節度」が必要で、度が過ぎると逆に疲労感を増し、気分転換することもできない可能性があるということだ。そのため、食べまくったり、寝だめしたり、遊びまくったりする「リベンジスタイルの休息」はやめて、適度に食べたり、寝たり、遊んだりした方がよさそうだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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