中国のエンタメリサーチ会社・徳塔文（DataWin）が、時期未定ながら放送・配信を待機中の中国ドラマについて、今月の最も期待される作品をランキング形式で発表した。

このランキングで1位に選ばれたのは、チャオ・リーイン（趙麗穎）とケニー・リン（林更新）が、2017年のヒット作「楚喬伝～いばらに咲く花～」に続いて再共演したことも話題の時代劇ファンタジー「与鳳行」だった。チャオ・リーインが最強の魔王「沈璃」を演じ、人間界に転落して偶然に出会った神君「行止」をケニー・リンが演じている。

2位はバイ・ルー（白鹿）、チャン・リンホー（張凌赫）が主演の時代劇ドラマ「寧安如夢」だった。もともとは今年5月に愛奇芸（iQiyi）で配信予定だったが、開始直前に慌ただしく中止を発表したことで、その動向が注目されている。

3位はチョン・イー（成毅）とリー・イートン（李一桐）主演の武侠ドラマ「英雄志」だった。今夏、初の武侠ドラマ「蓮花楼」がヒットを記録したチョン・イーだが、同名小説を映像化するこの作品は、原作の人気も手伝って注目されている。

4位はチャオ・ルースー（趙露思）とワン・アンユー（王安宇）主演のファンタジー時代劇「神隱」で、主演2人の新鮮な顔合わせが期待を集める。5位はバイ・ルー（白鹿）とオウ・ハオ（欧豪）主演の「北上」で、中国最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞した同名小説を実写化している。

なお、トップ10にはヤン・ヤン（楊洋）とジン・チェン（金晨）主演の時代劇ファンタジー「凡人修仙伝」や、ホアン・シュエン（黄軒）が主演し朝鮮戦争の激戦を描く「上甘嶺」、チェン・シャオ（陳暁）とトン・ヤオ（童瑤）主演の現代ドラマ「小日子」などが選ばれている。（Mathilda）