南米パンパ草原地帯を走る列車

CRI online    2023年10月9日(月) 11時30分

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南アメリカ大陸南東部に位置するアルゼンチンは、中国から最も遠い国の1つです。

南アメリカ大陸南東部に位置するアルゼンチンは、中国から最も遠い国の1つです。

2023年7月、アルゼンチンの農産物を満載した貨物列車がアルゼンチンのベルグラーノ貨物鉄道を走行して港に向かい、貨物が世界各地に届けられました。この鉄道に使われている機関車やレール、枕木は、いずれも2万キロ離れた中国から来たものです。従来の鉄道の改造は「世界の穀物倉庫」であるアルゼンチンがこの輸送大動脈を開通するのに役立ち、地球の両端にある国との距離を大いに短縮しました。

産物が豊かなアルゼンチンは「世界の穀物と肉の倉庫」と称えられています。しかし、鉄道交通の発達が遅れ、高額な道路輸送コストがかかるため、アルゼンチンの農産物は国際市場で価格の優位性を失っていました。1876年に建設されたベルグラーノ貨物鉄道は長年の修理不全のため、数百キロしか運行されていませんでした。

2014年7月、アルゼンチンを初訪問した中国の習近平国家主席は、到着当日からビデオ形式で、ベルグラーノ貨物鉄道改造プロジェクトの起工式を見守りました。これは中国とアルゼンチン両国の「一帯一路」共同建設構想の下で行われた交通分野における重要な協力プロジェクトです。

2023年6月、ベルグラーノ貨物鉄道改造プロジェクトの一期目が円満に終了しました。鉄道はアルゼンチンの農作物栽培区と港を結び、三日三晩必要だった旅程を1日に短縮し、鉄道沿線に4800人超の雇用をもたらしました。

2022年2月、中国とアルゼンチンは「一帯一路」共同建設に関する了解覚書に正式に調印しました。現在、アルゼンチンからの牛肉や新鮮な果物、海産物などが中国の消費者の食卓に登場することが増え、中国はアルゼンチンの最も重要な貿易パートナーの1つとなり、農産物の主な輸出先国にもなっています。

ラテンアメリカには「本当の友人は世界の反対側からでもあなたの心に触れることができる」ということわざがあります。この山や海を越えた協力は「一帯一路」共同建設を推進するために前進の力を結集し続けていきます。(提供/CRI

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