中国商務部（省）の報道官はこのほど、米商務省が中国の一部エンティティ（企業・団体）を輸出規制の「エンティティ・リスト（規制対象リスト）」に追加した件について記者からの質問に答えた。

【記者】米国東部標準時間2023年10月6日に、米国商務省はロシアとの関連を理由に、中国の一部エンティティを輸出規制の「エンティティ・リスト」に追加すると発表した。これについてコメントは。

【商務部報道官】中国は関連報道に留意している。米国は短期間のうちに、再びいわゆるロシアとの関連を理由に、中国の一部企業を輸出規制の「エンティティ・リスト」に追加した。米国は国家の安全を一般化し、輸出規制措置を濫用し、中国企業に対して恣意的に一方的な制裁と「ロング・アーム管轄」(非居住者に対する司法管轄）を行っている。これは典型的な経済的脅迫であり、一方的な覇権行為だ。中国はこの件に関し、断固として反対する。 米国は間違ったやり方を直ちに改め、中国企業に対する不当な抑圧を止めるべきだ。中国は必要な措置を講じて、中国企業の合法的権益を断固として守る。（提供/人民網日本語版・編集/TG）