中国人の海外旅行、コロナ禍前85%回復、観光に依存する多くの企業にとって恩恵―英メディア

Record China    2023年10月9日(月) 16時0分

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中国紙・環球時報(電子版)は8日、「中国人の海外旅行が新型コロナウイルス禍前の水準の85%に回復」とするロイター通信の記事を取り上げた。写真は上海虹橋国際空港。

中国紙・環球時報(電子版)は8日、「中国人の海外旅行が新型コロナウイルス禍前の水準の85%に回復」とするロイター通信の記事を取り上げた。

記事によると、中国では、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月29日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う8日間のゴールデンウイークに海外旅行が急増し、コロナ禍前の水準の85%に回復したことが、中国政府が7日に発表したデータで分かった。

国家移民管理局によると、ゴールデンウイーク中の1日当たり出入国者数は延べ147万7000人で、これは2019年同期の85.1%、22年同期の約4倍に当たる。

中国人による海外旅行の回復は、観光に依存する世界中の多くの企業にとって恩恵となるだろう。コロナ禍前の19年には中国本土の観光客は海外で他のどの国の観光客よりも多い2550億ドルを支出し、その約60%を団体旅行が占めた。

旅行予約サイトによると、海外旅行を希望する中国人は安価なアジアの目的地を好む。

政府が6日に発表したデータに基づくロイターの計算によると、ゴールデンウイーク中の国内旅行への支出もコロナ禍前の水準を上回り、1旅行当たり支出額は911.6元(約1万8232円)だった。休暇が7日間だった19年は830.8元、昨年は680.6元だった。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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