中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会（杭州アジア大会）の男子高飛び込みのタイ選手に中国のネット上で注目が集まっている。

中国のポータルサイト・捜狐の動画チャネルは5日、「アジア大会の同種目に出場したタイ選手はほぼ横になって入水し、“フライドフィッシュ”（中国語で“炸魚”。入水時の水しぶきと魚を揚げる際の油のはじける様子を重ねてこう呼ぶ）になった」とつづり、回転が足りずに大きく水しぶきをあげながら入水する同選手の動画を投稿した。

動画の続きでは、水から上がった同選手が満面の笑みを浮かべ、同じく大笑いするコーチと共にスマートフォンで映像を確認する様子が映っており、同チャンネルは「選手、コーチ共に笑っている。とても楽観的でメンタルが安定している！」と評した。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では「タイ選手が高飛び込みで“炸魚”をし、自分をも笑わせてしまう」がトレンド入り。ネットユーザーからは「タイの人って本当に明るいな」「コーチも笑い、観客も笑い、みんな一緒に笑った（笑）」「会場の雰囲気を和ませてくれたね」「タイは卓球の選手も陳夢（チェン・モン）に11-0をやられたのに笑ってたからね（笑）」「もしかしたらこれこそオリンピック精神なのかも？」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) October 6, 2023