タイの首都バンコク中心部の商業施設で3日、銃撃があり2人が死亡、5人が負傷した。死亡したのは中国人女性とミャンマー人女性の2人。警察は14歳の少年の身柄を拘束した。

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仏RFIの中国語版サイトによると、タイのセター首相は現場近くで開いた記者会見で、お悔やみを伝えるために中国大使館に電話したことを明らかにし、今回の銃撃事件が「タイに対する中国人観光客の信頼に影響を与えることはない」との考えを示した。

RFIによると、バンコクを旅行中の中国人男性マー・シーチョンさん（32）は、ロイターに対し「事件が起きた商業施設には行かなかったものの、やはり少し不安だ。二度とこのようなことが起こらないことを願いながら、慎重に外出している」とコメントした。

中国人男性のドン・ペイジエンさん（34）もロイターに対し「（中国）国内で今回のような銃撃事件が起きたら大事件に等しい」とした上で、「（中国人によるタイ旅行への）影響はあると思う。確か中国政府も昨日、タイは安全ではないという発表を行ったと聞いている」と語った。（翻訳・編集/柳川）