<バレー>日本に「0-25」、それでも彼女たちがあきらめなかった理由―香港メディア

Record China    2023年10月3日(火) 21時0分

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香港メディアの香港01は、「アフガニスタンの女子バレーチームが背負う希望と夢、0-25でセットを奪われてもあきらめなかった理由」と題する記事を掲載した。

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香港メディアの香港01は、中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)をめぐり、「アフガニスタンの女子バレーチームが背負う希望と夢、0-25でセットを奪われてもあきらめなかった理由」と題する記事を掲載した。

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同大会のバレーボール女子の予選リーグでアフガニスタンは3戦全敗で敗退した。特に2戦目の日本戦の第2セットでは0-25と1ポイントも奪えなかった。

記事は、「2021年にタリバンが政権を掌握してから、アフガニスタンでは女性のスポーツが禁止された。今大会でもアフガニスタン代表には女性の選手団はなかったはずだが、海外のスポーツ機関の支援の下、海外在住の十数人がアフガニスタン代表選手として出場機会を得た。彼女たちの参加種目は陸上やバレーボールなどだ」と説明した。

その上で、「アフガニスタンは第2戦の日本戦で0-3(2-25/0-25/5-25)で敗れた。試合を通じて7点しか奪うことができず、わずか43分で試合が終わった」とする一方、「試合会場ではアフガニスタンを応援する声もあり、得点を奪うたびに会場が沸いた」と言及。日本戦に出場したムーサル・ケドリがメディアの取材に「アフガニスタンの女性にとって大きな希望になると思います。彼女たちは夢をあきらめていません」と語ったことを伝えた。


記事は、「全ての選手がメディアの質問に答えたわけではなく、中には国内に残った家族がタリバンからの報復を受けることを恐れている選手もいる」と指摘。陸上競技に出場予定のカミア・ユースフィがメディアの取材を婉曲に拒否したことを例として挙げた。そして、「アフガニスタンの女性たちにとって勝負は二の次。試合に出場できたことがすでに大事な成果だった」と伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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