今夏ヒットしたファンタジー時代劇「長相思」で人気急上昇した俳優タン・ジェンツー（檀健次）が、このほど出演した「中秋節」の特別番組の視聴率も押し上げている。

ヤン・ズー（楊紫）主演のドラマ「長相思」で美しく陰のある九頭妖「相柳」を演じたタン・ジェンツーは、中国のSNS・微博（ウェイボー）でアカウントのフォロワーが250万人も増加する人気に。「長相思」シーズン2をはじめ、ジョウ・イエ（周也）と共演の「很想很想你」、ワン・チューラン（王楚然）と共演の「愛情有煙火」、最近公式発表された「猟罪図鑑〜見えない肖像画～」の続編など、現在は分かっているだけで7作品が配信待機、あるいは制作中となっている。

「中秋節」を迎えた先月29日、国営テレビ・中央電視台（CCTV）が毎年恒例となる特別番組「中秋晩会」を放送。タン・ジェンツーは香港の女性歌手ジジ・イム（炎明熹）と共に、中島みゆきのヒットソング「ひとり上手」の広東語バージョン「漫步人生路」で歌とダンスのパフォーマンスを披露した。

かつて女性歌手テレサ・テンのカバーで大ヒットした「漫步人生路」だが、タン・ジェンツーとジジ・イムによる1980年代のムード満載のステージは好評で、約4分間のパフォーマンスで視聴率が一気に数ポイント上昇し、CCTVの配信サービスでは一時、アクセス集中により不具合が生じるトラブルも発生している。(Mathilda)