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今年もカニの季節がやってきました。9月25日に上海ガニの本場である陽澄湖で漁が解禁になると、水揚げされた今年の初荷が、直ちに中国各地に空輸されていきました。
今年もカニの季節がやってきました。9月25日に上海ガニの本場である陽澄湖で漁が解禁になると、水揚げされた今年の初荷が、直ちに中国各地に空輸されていきました。一部の生鮮スーパーではすでに、成熟度が高くカニみそがいっぱいの上海ガニが続々に売り出されるようになりました。
例えば武漢市のあるスーパーでは、陽澄湖産の上海ガニが水産品売り場の中央の目立つ場所に置かれています。スタッフは鮮度を保つために1、2時間おきにカニに水を吹きかけて湿度を維持しています。また、在庫のカニはセ氏15度前後の冷蔵室で大切に保管されています。価格は前年比で10%下落して、150gのメスのカニは1匹79元(約1600円)で、200gのオスのカニは1匹88元(約1800円)とのことです。
武漢の地元産のカニもQRコードをスキャンすることで生産地情報などを調べることができます。陽澄湖産以外に、江蘇省の大縦湖、洪沢湖などの生産地からの上海ガニは9月初頭からすでに売り出されていました。また、紹興酒や桂花酒(金木犀酒)にカニを生きたまま漬けて作る「桂花熟酔上海ガニ」も、季節に合わせて売り出され、大好評を得ています。
スーパーの従業員によると、今年は生産地が天候に恵まれたため、カニは大きさも品質も昨年より優れているとのことです。
上海ガニについては、「九月母、十月公」(9月はメス、10月はオス)という言い方があるように、いまの時期に市場に先駆けて出回っているのは主にメスです。秋風が吹きすさぶ時節、つまり国慶節が明けてから11月の間が、上海ガニを賞味する「黄金期」とのことです。(提供/CRI)
人民網日本語版
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中国新聞社
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