TikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」にこのほど、中国ドラマの男女人気キャラクターのランキングが登場した。

このランキングは近年放送・配信された中国ドラマを対象に、主役・サブキャラを問わず印象に残る登場人物を視聴者が選んだもの。男性部門では、今年最初のヒット作となったサスペンス作品「狂飆」から、チャン・ソンウェン（張頌文）が演じた悪役の「高啓強」が1位に。女性部門では、「30女の思うこと 〜上海女子物語〜」でチャン・ユエ（張月）が演じ、「最もやっかいな愛人」と呼ばれた「林有有」が1位となった。

女性部門では2位と3位に、社会現象化するヒット作となった時代劇ドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」から、スン・リー（孫儷）が演じた主人公の「甄嬛」、ジャン・シン（蒋欣）が演じた悪役の「華妃」が登場。同ランキングでは、主にここ5年あまりの作品にスポットが当たる中、2011年の作品から2人が上位に選ばれ、作品の影響力の大きさを示している。

男性部門で上位に登場したのは、「それでも、家族 All is Well～」でニー・ダーホン（倪大紅）が演じた「蘇大強」をはじめ、昨年ヒットしたファンタジー時代劇「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」でワン・ホーディー（王鶴棣）が演じた「東方青蒼」、今夏ヒットした「長相思」でタン・ジェンツー（檀健次）が演じた「相柳」、19年のヒット作「Go!Go!シンデレラは片想い」でリー・シエン（李現）が演じた「韓商言」だった。

女性部門では、「30女の思うこと 〜上海女子物語〜」からトン・ヤオ（童瑤）が演じた「顧佳」、「それでも、家族 All is Well～」からヤオ・チェン（姚晨）が演じた「蘇明玉」、「長相思」でヤン・ズー（楊紫）が演じたヒロインの「小夭」などが上位に登場している。(Mathilda)