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国家宇宙局は29日、月面探査機「嫦娥6号」による月面探査プロジェクトの研究開発が計画通りに進められており、2024年頃に打ち上げを実施する計画であることを発表しました。
国家宇宙局は29日、月面探査機「嫦娥6号」による月面探査プロジェクトの研究開発が計画通りに進められており、2024年頃に打ち上げを実施する計画であることを発表しました。
「嫦娥6号」プロジェクトでは、月の裏側からのサンプル採取が行われます。これまでに人類が行った10回の月面サンプル採取はすべて月の表側からのものでした。月の裏側は表側と比べて地質がより古く、月の3つの特徴的な地形の一つである月の南極付近にあるクレーター「南極エイトケン盆地」もあるため、重要な研究価値があるとされています。月の異なる地域や年代のサンプルを発見・採取するために、「嫦娥6号」の着陸地点は月の裏側の南極エイトケン盆地に設定されています。
また、月の裏側にある探査機と地球との通信を確保するため、中国は中継通信衛星「鵲橋2号」を開発しており、2024年上半期に打ち上げられる予定です。
月面探査に関する国際協力を強化するため、「嫦娥6号」のミッションには、フランスのラドンガス測定器や欧州宇宙機関のマイナスイオン検出機、イタリアの再帰反射器、パキスタンのキューブサットなど、4カ国のペイロードや衛星プロジェクトが搭載されます。(提供/CRI)
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