自信あふれる新世代の若者たち、新・愛国主義の「90後」=環境汚染や貧富の差は解決できる―中国紙

Record China    2014年8月6日(水) 8時16分

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4日、環球時報は、今までにない愛国主義的特徴をもつ1990年代生まれの中国の若い世代、「90後」について考察した「独特な愛国主義の『90後』」を掲載した。写真はアモイ大学の学生。

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2014年8月4日、環球時報は、今までにない愛国主義的特徴をもつ1990年代生まれの中国の若い世代、「90後」について考察した「独特な愛国主義の『90後』」を掲載した。

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「90後」は中国の経済成長まっただなかで育った世代だ。前の世代と違い、卑屈さや苦難の記憶も「被害者意識」もない。中国経済や中国の国際的地位に誇りを抱いており、調査によれば「90後」の85%が中国の生活水準は世界水準と同じかそれよりも高いと考えている。

そんな「90後」の国際意識は平等主義で自信にあふれ、開放的だ。これは「80後」が西洋に対して媚びへつらうように憧れていたのとは一線を画する。「中国は他に比べて悪くない」。これが「90後」の愛国主義なのである。

もちろん彼らも環境汚染や貧富の差など、先進国に比べるとまだまだ足りない部分があるのはわかっている。だが、「90後」の考えはこうだ。「これは自分たちの問題であって、自分たちで解決できるのだから、外野で良し悪しを決めつけないで」と。また、彼らは他国でもさまざまな問題があることをよく知っている。そのため誰かに中国を攻撃されると、いとも簡単に愛国主義者になってしまうのだ。

「90後」はまだ若いため、今はまだ素朴に自分たちの力で祖国を守りたいと願っている。自信を基礎にした若者の愛国主義は、今後彼らが年を重ねるにつれ、理知的で成熟したものになっていくに違いない。(翻訳・編集/YM)

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