中国国家統計局が27日に発表したところによると、今年8月には全国の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）の利益が前年同期比で17．2％増加した。昨年下半期以降で初めて単月の利益が増加に転じた。1-8月期の同利益は同11．7％減少し、減少幅が1-7月より3．8ポイント縮小し、回復ペースが明らかに加速している。

同局工業統計司の于衛寧（ユー・ウェイニン）スタティスティシャンによると、工業生産が緩やかに回復し、生産・販売の連携状況が好転して、中国の工業企業の売上高が徐々に改善している。1-8月の全国の一定規模以上の工業企業の売上高は同0．3％減少し、減少幅が1-7月より0．2ポイント縮小した。そのうち8月の売上高は3カ月連続の減少の後に増加に転じ、7月の同1．4％減少から同0．8％増加に転じ、利益減少から利益増加への転換に有利な環境を提供した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）