「君たちはどう生きるか」台湾中国語吹き替え版キャストが物議=「声優を尊重していない」―台湾メディア

Record China    2023年9月28日(木) 22時0分

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26日、台湾メディアのNOWnewsは宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」の台湾中国語吹き替え版キャスト発表による台湾ネットユーザーの反応を紹介した。

2023年9月26日、台湾メディアのNOWnewsは宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」の台湾中国語吹き替え版キャスト発表による台湾ネットユーザーの反応を紹介した。

記事によると、「君たちはどう生きるか」の台湾中国語吹き替え版キャストが25日に発表され、アオサギをシュー・グアンハン(許光漢)、主人公の眞人をズン・ジンホア(曾敬●=馬へんに華)、眞人の母のヒサコと継母の夏子はリー・シンジエ(李心潔)が演じることになった。しかし、ネットユーザーからはさまざまな声が上がったといい、「制作側はプロの声優を尊重していない」との意見も多かったという。

記事は、「シュー・グアンハンはアニメの吹き替えが初めてで、自身も初心者だと認識している。しかし声をあてる過程で新鮮で興味深いと感じ、得たものも大きく、貴重な経験だったと話した。ズン・ジンホアも同様に吹き替えは初挑戦。25歳のため自身の声に少年感が足りないことを心配していたが、監督のアドバイスや指導により最後まで成し遂げた」とキャストの言葉に言及した。

一方、「同作はまだ公開されていないが、吹き替え版キャストのリストを見たネットユーザーからは映画館に足を運ぶモチベーションが大きく下がったとする声もある」とし、「またプロの声優じゃないのか」「作品を尊重していない気がする」「キャストがひどい」「なんでシュー・グアンハン?」などのコメントを紹介した。

さらに、「フェイスブック公式アカウントだけではなく、PTT(台湾のネット掲示板)でもブーイングは止まらない」とし、「良く言えば、少なくとも(全くの素人ではなく)俳優をキャスティングしたとは言える」「いいじゃん。でも日本語のオリジナル版を見に行くかな」「シュー・グアンハンはどこにでもいるな」などのネットユーザーの反応を紹介。「日本語オリジナル版でも菅田将暉木村拓哉、柴咲コウなどの有名人は専門の声優ではない」と指摘する人もおり、反応は両極化していると伝えた。(翻訳・編集/柳朱音

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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