中国外交部の汪文斌報道官は27日の定例記者会見で、「報道によると、中国政府は中国管轄海域内の海洋放射線環境のモニタリングを展開している。中国はいつごろ、関連データを発表するのか」との質問を受けました。

汪報道官は、「海洋環境放射線モニタリングを展開し、日本の水産物輸入に対して緊急措置を講じ、海洋水産物の放射能汚染リスクのモニタリングを強化するなどはいずれも、中国政府が日本による福島の放射能汚染水の海への排水に対応し、国益と民衆の権益を守るための正当で合理的な措置だ。日本の放射能汚染水の海への排水は数十年に及び、処理が基準を真に守れるかどうかには、極めて大きな不確実性が存在する。私が強調したいのは、中国政府にはあらゆる必要な措置を講じ、国家の利益と民衆の健康を確実に守り、海洋漁業の健全な発展を守る能力と決意があるということだ」と述べました。（提供/CRI）