寧夏回族自治区生態環境庁によると、寧夏は都市機能エリア音声環境モニタリングポイント52カ所を完成させ、機能エリアの音声環境品質の自動モニタリングのフルカバーを実現し、今後の騒音対策にデータのサポートと技術的保証を提供することになる。新華社が伝えた。

機能エリア音声環境品質自動モニタリング設備は人工知能などの技術的手段を採用し、自然環境の典型的な音源を自動的に識別するとともに、カメラと連動し音源の方向を追跡する。現場のリアルタイム異常モニタリングデータを瞬時に通報し、それを撮影し自動的に識別する。騒音の発生源を正確に捉え、証拠として速やかに写真を撮影し、その後の騒音汚染への苦情と正確な対策にモニタリングデータを提供する。

騒音自動モニタリングネットワークのリアルタイムモニタリングデータにより、都市エリア3次元騒音マップを作成できる。騒音マップは昼夜の2つの時間帯の地域の騒音分布状況を表示する。騒音値には地上騒音と建築物の表面騒音が含まれる。都市の試行エリアの騒音状況を速やかに把握し、騒音対策の研究などにデータのサポートを提供できる。さらに、各モニタリングポイントのデータはディスプレーによってリアルタイムで公開され、騒音対策への全員の参加を実現する。

現在、寧夏全域の都市音声環境モニタリングポイントは計961カ所。都市機能エリア音声環境モニタリングポイントの他にも666カ所の都市エリア音声環境モニタリングポイントと、243カ所の都市道路交通音声環境モニタリングポイントがある。（提供/人民網日本語版・編集/YF）