中国外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、記者から「中国・欧州経済貿易ハイレベル対話が本日行われたが、EUが先日、中国の電気自動車に対する反補助金調査を行うと発表したことについて、中国はどのような立場を取るのか」との質問を受けました。

汪文斌報道官は、「私が強調したいのは、中国はさまざまな形の保護貿易主義に一貫して反対しており、EU側が講じた措置は世界の自動車産業チェーン、サプライチェーンの安定にとってマイナスであり、どちらの利益にも合致しないということだ。EUは世界の産業チェーン、サプライチェーンの安定および中国と欧州の包括的な戦略パートナーシップの大局を守ることから出発すべきで、中国と対話・協議を行い、中国と欧州の電気自動車産業を共同で発展させるために公平で差別のない、予想可能な市場環境を創造し、保護貿易主義に共に反対するよう求める」と強調しました。（提供/CRI）