<柔道>韓国選手に勝利した北朝鮮選手が握手を拒否=韓国ネットは理解示す「選手の独断ではない」

Record Korea    2023年9月26日(火) 10時0分

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25日、韓国・毎日新聞によると、アジア競技大会の柔道男子73キロ級決勝トーナメント1回戦で南北対決が行われ、北朝鮮の選手が韓国選手を下した後に握手を拒否したことが話題となっている。

2023年9月25日、韓国・毎日新聞によると、中国・杭州で開催されている第19回アジア競技大会の柔道男子73キロ級決勝トーナメント1回戦で南北対決が行われ、北朝鮮のキム・チョルグァンが韓国のカン・ホンチョルを下した後に握手を拒否したことが話題となっている。

記事は「礼儀と規範を重視する柔道では、試合後に両選手が握手を交わし、互いに頭を下げて礼をしてから退場するが、この対決ではそうしたマナーを見ることはなかった」と記事は伝えている。また「通常は勝者の方が下した相手選手を激励するものだが、一本勝ちを収めたキムは主審の勝敗宣言後も動かなかった」とし、「反対に敗れたカンが手を差し出してキムに近づいたが、キムはそのまま背を向け、試合場を出てしまった」と説明している。

キムは18年の世界柔道選手権大会に南北合同「コリア」チームとして出場している。韓国代表選手との縁がありながら今回、握手を拒否したことを記事は特に強調している。

試合後、韓国代表の関係者はメディアに対し「キムは国際大会があるたびに韓国の選手たちと親しくしてきた。最近の南北情勢のせいで、こうした行動を取ったのではないか」と話したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「党中央から、挨拶したらただじゃおかないと言われたのでは」「上から命令が下りたんだろう。選手の独断ではないと思う」「握手に応じたら強制労働に送られるんじゃないかと思ったんだろう」「理解できる。炭鉱の強制労働には行きたくないよ」など、北朝鮮選手の立場を慮るコメントが多く寄せられている。

その他「北朝鮮はもう他人だと思えばいいだけ」「外国の選手以上に他人だよ。敵国なんだから」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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