第19回アジア競技大会（杭州アジア大会）が23日夜、浙江省杭州市で盛大に開幕しました。習近平国家主席が開幕式に出席し、大会の開幕を宣言しました。蔡奇中国共産党中央政治局常務委員会委員をはじめ、アジア各地からの指導者や貴賓らが開会式に出席しました。

午後8時9分、選手団の入場行進が始まりました。45の国と地域の選手団が相次いで入場し、会場を埋め尽くした観衆の温かい歓迎を受けました。中国選手団は1329人で、そのうち選手は886人です。今大会の38競技、407種目に参加します。

杭州アジア大会組織委員会委員長である浙江省の王浩省長は祝辞で、「組織委員会と6500万人の浙江省人民を代表してアジアの各国と地域から訪れた選手たちに最も熱烈な歓迎の意を表し、今回の杭州アジア大会での好成績と夢の実現、友情の増進を願う」と述べました。

アジア・オリンピック評議会（OCA）のシン会長代行はあいさつの中で、「中国政府、中国オリンピック委員会、浙江省政府、杭州市政府、アジア競技大会組織委員会、杭州市民および準備作業に参加したすべての人々に心からの敬意を表し、杭州アジア大会の準備作業は比類のない素晴らしさで、杭州アジア大会に参加するすべての人が、生涯忘れられない美しい思い出を作ることができると信じている」と称賛しました。

午後9時16分、習近平国家主席が杭州第19回アジア大会の開幕を宣言し、上中下の3部に分かれた文芸パフォーマンスが幕を開けました。

午後9時53分、メイン聖火の点火式が始まりました。良渚古城遺跡で採火されたアジア大会の聖火は、9月8日から浙江省各地をリレーされ、ついに杭州オリンピックセンター競技場に到着しました。（提供/CRI）