22日に北京で開かれた中国外交部の定例記者会見で、記者から、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの期限まで既に半分を過ぎたが、現状は持続可能な開発目標の15％程度しか予想通りに進んでおらず、不足する資金額が年間3兆9000億ドルと予想されていることについての中国側のコメントを求める質問が出されました。

毛寧報道官はこれについて、「中国は一貫して国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を国家の発展戦略と有機的に結びつけ、実際の行動で発展途上国の発展を支援し、自らが発展することで世界の発展を後押ししている」と指摘した後、また「2年前、習近平国家主席が提唱したグローバル発展イニシアチブのテーマは、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実行加速を支持し、より力強く、グリーンで、健全な世界の発展実現を推進することだった。現在、グローバル発展イニシアチブプロジェクトバンクには既に約200の実務協力プロジェクトが組み入れられており、60余りの発展途上国をカバーしている。中国は既にグローバル発展と南南協力援助基金を設立し、関連プロジェクトに対する支援融資を行っている」と語りました。

さらに、毛報道官は「発展の道においてはいかなる国も取り残されてはならない。これはグローバル発展イニシアチブのビジョンであり、国連が提唱する目標でもある」と強調しました。（提供/CRI）