Record Korea 2023年9月24日(日) 13時40分
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22日、韓国・日刊スポーツは、サッカー韓国代表のクリンスマン監督が韓国サッカーとファンをないがしろにする態度を取っているにもかかわらず、大韓サッカー協会は「事実上、お手上げ状態」だと報じた。資料写真。
2023年9月22日、韓国・日刊スポーツは、サッカー韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が韓国サッカーとファンをないがしろにする態度を取っているにもかかわらず、大韓サッカー協会(KFA)は「事実上、お手上げ状態」だと報じた。
KFAによると、クリンスマン監督は19日に出国し、自宅のある米国に向かった。欧州遠征を終えて14日に韓国に戻ってから僅か5日後の再出国で、米国で個人的な業務を終えたあと欧州組の視察のため渡欧し、今月末に韓国に戻る予定だ。
クリンスマン監督は14日の入国時のインタビューで、「皆さんが来いと言うので来た」「KFAが選手団と共に帰国しインタビューに応じることは可能かと聞いてきた。日程を変えることに問題はなかったので来ることにした」と話している。当初は欧州遠征の終了後、そのまま欧州を回る予定だったが、KFAの要請により韓国に戻ったとみられる。記事は「僅かな韓国滞在日程さえ監督自らの選択ではなかった」と指摘している。3月の監督就任から6カ月の間に韓国内にとどまったのは僅か73日間だという。
また、14日の入国後はKリーグの2試合を観戦しているが、記事は「韓国代表としてKリーグの現場を訪れたのは実に3カ月ぶりなのも、とんでもないことだ」「観戦後はさっさと出国した。パフォーマンス的な行動にすぎない」と厳しく評している。3月に行った就任会見で、監督は「私は大部分の時間を韓国で過ごし、欧州にいるコーチたちに海外観戦業務を遂行してもらう予定だ」と述べていた。「就任当時の誓いとは正反対の行動が続いている」と記事は指摘している。
さらに、国内滞在だけが問題ではなく、代表メンバー発表会見を省略しながらUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループステージ抽選会に出席したり、Kリーグの真っ最中に米国に滞在し欧州サッカー移籍市場に関するインタビューを行ったりするなど、代表監督としての役割を果たしていないとの批判が相次いでいる。
記事は「クリンスマン監督の傍若無人な振る舞いは、同監督を起用したKFAが何もできていないことを意味する」「僅か5日での再出国は、クリンスマン監督に自身のやり方を変える意志がないことを示すものだが、KFAも変わるはずがない」と指摘。「カタールW杯ベスト16、U-20W杯ベスト4、かつてないKリーグ人気など、韓国サッカーに吹いていた順風を、クリンスマン監督とKFAが邪魔している」と批判している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「クリンスマンは人間性に問題がある」「クビにしろ」「違約金を払ってでも契約解除すべき」「(クリンスマン氏を監督に)推薦したやつ、出てこい」「(クリンスマン氏の起用に決定的な役割を果たしたとされる)鄭夢奎(チョン・モンギュ)KFA会長のクビを切ることが急務だ」「ただ遊びに来てるだけのやつだと思ってた」「そもそもKFAがまともなのか」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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