中国が軍備強化、新空母や戦闘機の実力は?―独メディア

Record China    2023年9月24日(日) 6時0分

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21日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、軍備強化を引き続き進めている中国の最近の武器開発動向について紹介する記事を掲載した。

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2023年9月21日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、軍備強化を引き続き進めている中国の最近の武器開発動向について紹介する記事を掲載した。

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記事は、9月中旬に天津市で開催されたヘリコプター博覧会で、中国が1100キロワットのターボシャフトヘリコプターエンジンを展示し、中国の軍事専門家が「中型・大型ヘリコプター開発のカギを握っている」と語ったことを紹介。中国は、より多くの武器や貨物を搭載でき、紛争状況下での人員や装備品の輸送においても重要な役割を果たす可能性がある大型ヘリの開発で後れを取っており、高出力エンジンの開発によって大型ヘリの開発が一気に進む可能性があることを伝えた。

また、中国が8月下旬により大型で先進的な054B型フリゲート艦を発表したと伝え、同艦が複合動力システムを搭載し、054A型艦の76mm砲に代わって100mm砲を備える見込みだとした。そして、欧米のアナリストから「中国はまだ対潜水艦戦において他国に後れを取っている」との見方が出ている中で、より高速で航続距離が長く、探知されにくい同艦は対潜任務に適しているほか、空母の護衛にも使えるだろうと伝えた。


さらに、戦闘機用エンジン開発では旧式のWS-10Cエンジンに代わるWS-15の開発が進んでおり、J-20戦闘機により大きな推力、速度、航続距離、超音速飛行能力を与えるように設計されていると紹介するとともに、中国政府系メディアが専門家の話として「さらに強力なエンジンも開発中である可能性が高い」と報じたことを伝えている。

記事はこのほか、中国第3の空母「福建」の海上テストに向けた準備が最終段階に入っており、予定通り2年以内に運用が開始される可能性が高いとの情報を紹介。また、中国の075型水陸両用強襲揚陸艦の製造工程が変更され、新しい工程からは、福建空母と同じ統合電気推進システムにアップグレードすることで空襲能力を強化し、台湾を攻撃する上での重要なアイテムとすることがうかがえると伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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