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湖北省十堰市の賽武当国家級自然保護区で最近、中国で近危急種に指定されている希少植物・ギンリョウソウモドキが発見された。
湖北省十堰市の賽武当国家級自然保護区で最近、中国で近危急種に指定されている希少植物・ギンリョウソウモドキが発見された。ギンリョウソウモドキの分布範囲は広いものの、その数は極めて少ない。十堰晩報が伝えた。
賽武当国家級自然保護区の管理保護員は15日正午、標高約1300メートルの林の中をパトロールしていた際に、草むらに生育している珍しい植物数株を発見した。高さは10~15センチで、鱗片状の葉は全体が透明感のある白。花はうつむきがちに咲いており、やや暗い林床地で独特な輝きを放っていた。その後、林業の専門家が、中国で近危急種に指定されているギンリョウソウモドキであることを確認した。
ギンリョウソウモドキは、湿度の高い落ち葉が積もる林床地に生息している。葉緑素を持っていないため光合成ができず、地中の菌から栄養を取り込む腐生植物。ギンリョウソウモドキは小説に登場する伝説の「仙草」で、「幽霊草」「夢蘭花」「死亡之花」「幽霊之花」「冥界之花」などとも呼ばれている。
実際には、ギンリョウソウモドキには、難しい局面を打開する魔力もなければ、人を死に至らせることもない。それどころか、体調を壊して長く続いている咳を治す民間薬で、性質は穏やかで、味は苦味がある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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