花西子、アイブロー事件で「おわび」も火に油を注ぐ結果に―中国メディア

Record China    2023年9月24日(日) 23時0分

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中国のコスメブランド「花西子(フローラシス)」は「アイブロー事件」をめぐり「おわび」声明を発表したが、その内容のほぼ半分が自社ブランドの宣伝であるとして批判を浴び、火に油を注ぐ結果となっている。

中国メディアによると、中国浙江省杭州市創業のコスメブランド「花西子フローラシス)」は19日、「アイブロー事件」をめぐり「おわび」声明を発表したが、その内容のほぼ半分が自社ブランドの宣伝であるとして批判を浴び、火に油を注ぐ結果となっている。

事の発端は、中国のライブコマースで絶大な人気を誇る「口紅王子」こと李佳キ(リー・ジアチー)氏が10日、花西子のアイブローを宣伝した際、79元(約1580円)という価格に視聴者から「高すぎる」とのコメントが寄せられると、何年も給料が上がっていないのなら、「十分に仕事を頑張ってきたかどうか」を反省すべきだなどと発言し炎上したことだ。李氏はその後、謝罪に追い込まれた。

花西子は19日の声明で、この1週間に「あまりにも多くの公共リソースを占有してしまったことをおわびします。皆様からのご鞭撻に感謝し、寄せられた意見を十分に記録し、チームも一つ一つ照らし合わせて修正と改善をし、より良い製品とより良いサービスを皆様にお届けしてまいります」とした。


その上で、声明文の後半を、ブランドストーリーの紹介、中国ブランドであることの強調、製品と品質の宣伝などに充てたため、ネット上では「声明は誠意に欠けるだけでなく、良い機会とばかりにマーケティングに利用している」「このような声明はむしろ出さないほうが良かったのでは」などの声が上がったという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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