海外旅行がほぼ全面解禁の中国、国慶節連休の予約が21倍に

人民網日本語版    2023年9月22日(金) 5時0分

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今年の中秋節と国慶節に伴う連休中、中国の海外旅行人気はどれくらいになるだろうか。写真はソウル。

今年の中秋節(旧暦8月15日、今年は9月29日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う連休中、海外旅行の人気はどれくらいになるだろうか。海外旅行がほぼ全面解禁された後、国慶節連休は市場の動きを見る重点的モニタリング期間になった。これまでに旅行会社が明らかにした予約の状況によると、海外旅行がほぼ全面解禁された後の初めての大型連休として、海外旅行が爆発的に伸びることが予想される。オンライン旅行会社の携程によると、現時点で同社のプラットフォームでの同連休期間全体の海外旅行の予約は前年同期の21倍になったという。

今年の国慶節連休は、旅行先として人気がある長距離路線の国への旅行の予約が非常に目を引く状況だ。中青旅遨遊旅行の説明によると、英国、アイルランド、北欧4カ国、フランス、イタリア、トルコ、モロッコ、エジプト、ニュージーランド、オーストラリアなどの人気長距離路線の各国への同連休期間の団体ツアーはすでにほぼ完売で、現在は日本、韓国、周辺の島嶼といった短距離路線の目的地の予約がピークを迎えている。携程の説明では、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国が同連休の「ニッチ市場の人気旅行先」になり、ウズベキスタン、イラン、アゼルバイジャン、ジョージア、スリランカ、ケニアなどへの団体ツアーは2019年同期と比較した予約の増加率が特に高いという。

中青旅遨遊科技発展の韓傑(ハン・ジエ)会長は海外旅行市場の回復ペースについて、「目下の市場の規模から考えると、旅行市場は2019年同期の60%前後まで回復できる。第3次リストにある国・地域への旅行が解禁され、特に今年第4四半期(10-12月)の移行期が過ぎるのに伴い、来年の旅行市場は新型コロナウイルス感染症発生前の水準に戻る見込みだ」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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