日本の街中で中国人留学生が「抗日愛国歌」を熱唱、警察に止められる=中国ネット「恥ずかしい」

Record China    2023年9月21日(木) 17時0分

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日本の街中で「抗日愛国歌」を熱唱したところ警察官に止められたという中国人留学生の男性の動画に反響が寄せられている。

日本の街中で「抗日愛国歌」を熱唱したところ警察官に止められたという中国人留学生の男性の動画に反響が寄せられている。香港や台湾のメディアが伝えた。

報道によると、中国本土のSNS・小紅書(RED)に投稿された動画は、満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が起きた(1931年)9月18日に大阪の街中で抗日愛国歌とされる「万里長城永不倒(万里の長城は永遠に倒れず)」を歌ったというもの。男性の元に視聴者からリクエストがあったといい、「求められれば必ずやる!」と息巻いた。

そして、閑散とした商店街とみられる場所でスピーカーを背負い、右手にマイクを、左手に中国国旗とiPhoneを持ち、同曲を高らかに熱唱。初めのフレーズを歌ったところで、突然「国の恥を忘れるなかれ、“918”を忘れるなかれ」と声を上げた上で、残りを歌い切った。

動画ではその後、大騒ぎをしたためか警察官に事情を聞かれる様子が映っており、男性は「本当は人が多い場所で撮影しようと思ったが今日は“918”だから日本の警察に追い出された。皆さん、私はもう力を尽くした」とアピールした。

香港メディアの香港01は「彼のこうした愛国行為に対し、中国のネット上では称賛よりも批判の方が多いようだ」とし、「通りにはほとんど人がいないじゃないか。店も開いちゃいない。いったい誰に見せてるんだ」「昼過ぎの難波や心斎橋で歌えよ」「日本に何しに行ってるの?」「これは愛国ではなく再生数稼ぎ」「マジで恥ずかしい。幸い大阪で彼に出くわさなかった」「(日本は)自由な社会だから(できる)。それに(この歌を)聞いたところで誰も分からない」などの声が上がったことを紹介した。

また、警察官が駆け付けるや否や男性がペコペコし始めたことについて、「明らかに“918”を利用して再生数を稼いでいる。それに、『“918”だから日本の警察に追い出された』とかうそまでついて。本当に恥ずかしいな」「“918”とか関係ない。純粋に迷惑行為で注意されただけ」「日本の警察でよかったな。(中国の)都市管理局員(横暴な取り締まりで恐れられる)を相手に試してみろよ」「スピーカーで大音量出してたら『おどるポンポコリン』を歌ったとしても捕まるよ」との声も出ていたと伝えた。

このほか、台湾メディアのFTNN新聞網は「(男性の行為は)自国のネットユーザーにすら揶揄(やゆ)された」として、動画に対して批判が殺到したことを伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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