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2007年6月26日、溶鉄流出事故を想定した救援訓練が遼寧省大連市の製鉄工場でおこなわれた。これは今年4月18日に同省鉄嶺市で起きた溶鉄流出事故を踏まえての訓練だという。
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2007年6月26日午前10時、遼寧省大連市にある東北特鋼集団大連金牛第1精錬工場で、1号溶鋼釜が倒れたという想定のもと、全職員による救援訓練がおこなわれた。
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安全月間活動の一環としておこなわれたこの訓練は、今年4月18日に同省鉄嶺市清河特殊鋼有限会社で発生した溶鋼流出事故を教訓にしている。この事故は30トンの溶鋼が一瞬にして32人の命を奪う大惨事となった。
この日の救援訓練には大連市生産安全監督管理局幹部が現場で監督指揮に当たり、貴重な意見を寄せた。
東北特鋼集団は、このような救援訓練を大連だけでなく、撫順や北満にある工場でも行ない、企業全体の安全管理に対する意識の徹底を図るという。(翻訳・編集/本郷智子)
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