2023年9月20日、韓国・朝鮮日報によると、グローバルなフード専門ウェブサイト・TasteAtlasが選ぶ「世界最高の炒め料理」ランキングで、韓国・春川市の郷土料理であるタッカルビが2位に入った。

【その他の写真】

記事によると、1位はタイのパッカプラオ、3位はエチオピアのティブス、4位はペルーのロモ・サルタード、5位は中国のビーフチョウフンだった。

TasteAtlasはタッカルビについて「韓国の鶏肉炒め」「テーブルに置かれた大きな鉄板に鶏肉やキャベツ、にんじん、餅、さつまいもなどを入れ、全ての材料に完全に火が通るまで混ぜながら炒める」「コチュジャン、粉唐辛子、醤油、にんにく、生姜、玉ねぎなどを入れて作るたっぷりの辛いソースが必須で、エゴマの葉を入れることもある」などと説明した。

韓国料理からは他にもチャプチェ（18位）、ナクチポックム（30位）などがランクインした。今回のランキングは3057の評価を基に選定され、TasteAtlasは「郷土料理を広め、伝統料理に対する自信を持たせ、まだ食べたことのない料理への好奇心を刺激することが目的だ」と説明したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「タッカルビは外国人にも好かれる味だと思う」「韓国料理の世界的地位が高まっていることを実感する」「80～90年代はお金のない学生が食べるものだったタッカルビが今や韓国全域で食べられ、さらには世界的な料理になりつつあるなんて感動」「タッカルビは韓国を代表する料理としてふさわしい。世界中で愛される味だし、タンパク質、食物繊維、炭水化物をバランス良く摂取できて栄養価も高い。外国人の口に合わないキムチを無理に食べさせて韓国を代表する食べ物に育てるよりも、タッカルビの方が断然良い」「正直、炒め料理で韓国に勝てる国はない。残ったソースに白米を混ぜて食べたらもう最高！」など喜ぶ声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）