中国メディアの中華網に18日付で掲載された記事によると、中国湖南省で昨年、夫との離婚を望んだ22歳の女が、親友と共謀して、夫に飲酒運転するようそそのかし、交通事故を起こさせ刑務所送りにしようと計画したが、夫だけでなく自分自身も捕まるということがあった。

記事によると、女は結婚して2年がたち、夫との間に性格や経済面での溝ができたことから離婚を申し出たが、夫は応じなかった。

女は離婚の裁判を提起しようとしたが、裁判所が最初の離婚訴訟に同意しないことが分かったため、夫に罪を犯させて刑務所送りにした上で、離婚の裁判を提起すれば、裁判所は同意するだろうと考えた。

女は親友と打ち合わせた上で、夫を3人での食事に誘い、大量に飲酒させた上で、夫に親友を車で家まで送るよう頼んだ。

夫は車を運転して間もなく別の車と交通事故を起こしそうになり、相手側の通報で駆け付けた警官が飲酒運転の疑いで夫を連行した。

警察は夫に対する取り調べの中で、いくつかの手がかりをつかみ、さらに調べを進めた結果、女が故意に夫に飲酒させ、交通事故を起こさせようとしたことを知り、女もそれを全て認めたという。（翻訳・編集/柳川）