デング熱猛威、バングラデシュで死者800人超、ベトナム・ハノイでは感染者が前年比4倍―中国メディア

Record ASEAN    2023年9月19日(火) 15時0分

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中国国営の新華社は18日、バングラデシュに続きベトナムでもデング熱が猛威を振るっていることを伝えた。写真はベトナムの首都ハノイ。

中国国営の新華社は18日、バングラデシュに続きベトナムでもデング熱が猛威を振るっていることを伝えた。

バングラデシュの衛生当局によると、今年同国でデング熱に感染した人は16日までに16万4562人に上った。死亡した人は804人で、このうち8月は300人、9月は211人だという。同国のデング熱による死亡者は昨年281人で過去最多だったが、今年はすでにこれを大きく上回っている。

一方、ベトナムでは17日までに8万1808人の感染が確認され、死者は23人。特に首都ハノイでは1万372人が感染しており、前年同期の4倍近くに上っている。直近1週間の感染者は2010人で、前週から2倍に増加したという。最近、ハノイや周辺地域では高温で降水量が多く、蚊が発生しやすい環境になっていることが感染拡大に拍車をかけているとみられる。

デング熱はデングウイルスによって引き起こされる急性伝染病で、主に蚊の媒介によって広まる。典型的な症状は発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛など。通常は1週間ほどで好転するが、有効な治療薬がないため死に至るケースもある。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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