2023北京文化フォーラムが14、15の両日、北京で開催されました。国内外のゲスト600人余りが「優れた文化の継承　交流・協力の促進」をテーマに交流しました。フォーラム期間中に締結された文化プロジェクトは52件に達したそうです。出席者はまた、「文化遺産：体系的保護と生きた継承」「文明間の学び合い：相互の尊重と協力発展」などのサブフォーラム活動に出席しました。

国連ユネスコ執行委員会の責任者マラ・シアマシュビリ（Tamara Rastovac Siamashvili）氏はオンラインでフォーラムに出席し、「文化は世界の『共通の利益』である。文化は背景や出身、現状を超えて、心と魂を育てるものである。世界は文化面での協力と相互理解を強化する必要がある。人類にとって、今現在の目標は、グローバルな課題に直面する中で、不平等を解消し、すべての仲間が団結することだ」と語りました。

中国のチャン・イーモウ（張芸謀）監督は、「文化に携わる人間として、人類文明のより多くの火種をまく責任がある。人類は共に未来に向かって、美の実現のために手を携えるべきだ」と述べました。

北京文化フォーラムは文化と文明の継承、革新、相互の学び合いの増進を目的として2006年に創設されました。（提供/CRI）