シガツェ40メートル口径電波望遠鏡建設プロジェクトが着工

CRI online    2023年9月18日(月) 5時0分

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中国科学院上海天文台の主導によるシガツェ40メートル口径電波望遠鏡の建設プロジェクトが15日、チベットのシガツェ市で着工しました。

中国科学院上海天文台の主導によるシガツェ40メートル口径電波望遠鏡の建設プロジェクトが15日、チベットのシガツェ市で着工しました。同望遠鏡は完成後、中国の月探査プロジェクト第4期、深宇宙探査の軌道決定などの任務をサポートするとともに、中国の電波天文科学の研究を促進するものと見られています。

シガツェ40メートル口径電波望遠鏡はチベット自治区シガツェ市の西側に設置され、市街地から約35キロ離れています。現地の標高は約4100メートルで電磁波の干渉が少なく、電波望遠鏡の設置には適した立地環境となっています。完成後のシガツェ40メートル口径電波望遠鏡は1ギガヘルツから100ギガヘルツまでの観測が可能な大型の全方向可動式高精度多目的電波望遠鏡となります。

同望遠鏡はまた、超大質量ブラックホールや銀河系動力学の研究など、天文学における一連の先端分野の研究でより多くの独創的な研究成果を上げることを促進すると見られています。同プロジェクトは2023年末までにアンテナタワー基部の地下部分の建設を終え、2024年末までに基本的な観測能力を備え、2025年末までに観測ステーション全体が竣工する見通しだということです。(提供/CRI

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