CRI online 2023年9月17日(日) 19時10分
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国連環境計画のインガー・アンダーセン事務局長はこのほどCMG記者の独占インタビューに応じ、「気候変動対策は地政学的要因によってかく乱されるべきではなく、多国間主義こそが唯一の道だ」と指摘しました。
国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長はこのほど中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者の独占インタビューに応じ、「気候変動対策は地政学的要因によってかく乱されるべきではなく、多国間主義こそが唯一の道だ」と指摘しました。
今年の夏、世界の多くの地域が高温、山火事、洪水、ハリケーンなどの異常気象現象に見舞われました。アンダーセン事務局長はこれについて、「気候変動に直面してパニックになっても答えは見つからない。多国間主義こそが唯一の道だ」と述べました。
アンダーセン事務局長は、「中国が打ち出した『緑水青山こそ金山銀山』という詩的なコンセプトが好きで、中国が国民全体の関心をこの問題に向けさせるために『全国生態の日』を定めたことを本当にうれしく思う。これは持続可能な生活に対する中国流の表現だ」と述べ、中国が引き続き世界の気候変動対策で重要な役割を果たすことに期待を示しました。
また、生物多様性を守るための「30by30目標」についてアンダーセン事務局長は、「2030年までに陸域と海域の少なくとも30%を保全するとともに、生態系の劣化した地域の30%以上を回復し、生物多様性保護のために300億ドルの資金を提供するなどの具体的な措置が盛り込まれている」と述べ、この合意を達成するために、中国は重要なリーダーシップを発揮したと称賛の意を示しました。(提供/CRI)
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2023/9/15
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