韓国、秋夕連休も国内旅行より日本旅行が人気=ネット「みんな日本に」「韓国の祝祭日なのに…」

Record Korea    2023年9月16日(土) 17時0分

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15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の秋夕連休中の海外旅行需要が昨年より大幅に増加している。写真は韓国・仁川国際空港。

2023年9月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の秋夕(旧盆)連休(9月28日~10月3日)中の海外旅行需要が昨年より大幅に増加している。

ある旅行会社関係者は「コロナ禍前の19年の秋夕連休は海外旅行者が6200人ほどだったが、今年は1万5500人で2倍以上増えた」とし、「近場の東南アジアと、不買運動が収まった日本に行く人が多く、国内旅行をする人は少ない」と説明した。

パスポート発給のため区役所を訪れる市民も後を絶たず、大邱の寿城区では先月、一日平均128人にパスポートを発給したという。

韓国政府は「国内旅行を活性化する」との目的で10月2日を臨時休日に指定したが、旅行者の多くが海外に目を向け、内需活性化効果は小さいとみられている。こうした状況を受け、地方自治体は連休期間中に観光客を誘致するため、国民参加型の歌謡祭や博物館体験イベントなど、さまざまな文化芸術観光イベントを準備しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「連休中に日本に行きたかったのに帰りの飛行機がとれなかった。そんなに日本に行く人が多いの?」「内需景気を刺激するために臨時休日を作って長期連休にしたのに、みんな日本に行くみたい」「国内旅行より日本旅行が良いよ。ぼったくられることがないからね」などの声が上がっている。

一方で「韓国の祝祭日なのに、外国のホテルや航空券の価格がそれに合わせて上がるという奇跡…」「韓国の祝祭日なのだからその意味をきちんと考え、まずはお墓参りからするべきでは?」と複雑な声や、「旅行に行くお金があってうらやましいな」「僕はお金がないから家に引きこもる」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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