中国、ウクライナ危機解決は武器供与より対話と交渉

CRI online    2023年9月13日(水) 18時20分

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国連安全保障理事会の臨時会合で、中国代表は「軍事対抗はウクライナ危機の解決ルートではない。対話と交渉こそ平和回復の根本的な道だ」と重ねて表明しました。

国連安全保障理事会は現地時間12日、ロシアの要求に応じてウクライナへの武器輸送問題について臨時会合を開きました。中国代表は、「軍事対抗はウクライナ危機の解決ルートではない。対話と交渉こそ平和回復の根本的な道だ」と重ねて表明しました。

会議で、軍縮担当上級代表を務める中満泉国連事務次長は、「多国がウクライナに軍事的支援を続けているが、これは暴力のエスカレートと武器拡散につながる可能性がある」と指摘しました。また、「いかなる武器譲渡でも関連の国際法の枠組みと国連安保理の決議の下でおこなわなければならない」と述べると同時に、戦争でクラスター弾が使用されているとの報道に懸念を示しました。

中国の耿爽国連次席大使は、「長引いているウクライナ危機について、国際社会は早期停戦を望んでおり、平和イニシアチブを掲げる国が増え続けている」と述べたうえで、「武器装備は大量に戦場に流入しているうえ、その種類や数、殺傷力が絶えず増強されているため、地上戦のまん延と激化、民間人の死傷者の増加、情勢の悪循環につながっている」と強調しました。

また、「軍事対抗はウクライナ危機の解決ルートではない。対話と交渉こそ平和回復の根本的な道だ」とし、「関係する各方面が国際社会の期待と声に前向きに応え、冷静と自制を保ち、互いに歩み寄り、共通認識を求めて、緊迫情勢の激化を避けることを望む」と中国の姿勢を示しました。(提供/CRI

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