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中国で今年の国慶節連休期間の旅行商品の予約が始まっている。写真は上海ディズニーランドホテル。
中国で今年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休期間の旅行商品の予約が始まっている。夏休みシーズンに急騰した後でしばらく落ち着いていたホテル価格だが、また高騰しようとしている。同時に、多くのホテルで同連休中の複数タイプの部屋の宿泊予約がすでにいっぱいとなっている。
オンライン旅行プラットフォームで検索して分かるのは、9月中旬の現在がホテル価格の「谷間」である一方で、国慶節連休になればビジネスタイプもデラックスタイプも、多くの都市で観光スポット近くのホテルは軒並み通常の2~3倍に値上がりするとみられることだ。
例えば、陝西省西安市にあるテーマパーク「大唐芙蓉園」近くのビジネスホテルは、同連休前の最安値は1泊275元(約5500円)だが、同連休期間の10月1・2日は最安値が813元(約1万6000円)で平日の約3.16倍になる。
大唐芙蓉園に近い商業施設「大唐不夜城」の出入り口から300メートル以内にあるビジネスホテルは、平日の最安値が307元であるのに対し、9月29・30日は790元と平日の2.57倍になる。10月1・2日の最安値は930元(約1万8600円)で平日の3.03倍だ。
中国全土の複数の人気観光都市の人気景勝地では、周辺の多くのホテルが同連休期間は満室で、ファミリータイプの部屋が特に人気だという。例えば、四川省成都市の天府広場の近くにあるファミリー向けホテルは、同連休期間は4タイプある部屋がすべて満室だ。北京市のあるデラックスホテルは9月26日から10月3日まで、空いている部屋は一つもない。
オンライン旅行会社の携程が発表したデータによると、8月30日現在、同連休期間の国内ホテル市場の検索件数は2022年の4倍以上になり、19年同期に比べて120%近く増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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