中国スポーツメディアの直播吧によると、サッカー中国代表のヤンコビッチ監督は11日、シリアとの国際親善試合に向けた前日記者会見で、中国がホームでの国際親善試合でマレーシアと1-1で引き分けたのに対し、日本はアウェーでの国際親善試合でW杯優勝経験国ドイツに4-1で快勝したことに関連し、記者から日本との差について問われ、コメントした。

記事によると、ヤンコビッチ監督は「われわれは日本と対戦するまでは、日本について考えたりはしない。今は目の前の相手についてだけ考える」とした。

その上で、「われわれはこの段階でいかなる相手の強弱について評論する資格はないし、いかなる相手も過大評価してはいけない。昨年のW杯に出場したアジアのすべての国が良いパフォーマンスを見せた。サウジアラビアは優勝したアルゼンチンに勝った。その前のW杯アジア最終予選でわれわれはサウジと引き分けた。どのチームも段階や時期が違えば大きく異なるものだ」とした。

これについて、中国のサッカーファンからは「日本との差は（試合をすれば）0対5くらいかな」「いや0対10」「われわれはすぐに（日本との差について）考えることになるだろう」「日本はW杯アジア予選でもない限り最強陣容で中国戦に臨むことはないと思う」「中国もシリアに1-4で敗れたら（日本に1-4敗戦後に解任されたドイツのフリック監督のように）監督解任かな」などのコメントが寄せられた。

セルビア出身のヤンコビッチ氏は2018年から中国の年代別代表で指揮を執り、今年2月にフル代表の監督に就任した。（翻訳・編集/柳川）