雲南省北西部の麗江市にある老君山国家公園の雲南キンシコウの個体数が330頭を超えました。

同市の老君山動物多様性保護センターによりますと、同公園内の雲南キンシコウの個体群は、約280頭と約50頭の二つで、いずれも標高3200メートル、面積120平方キロの原始林内に暮らしており、観測用赤外線センサーカメラが80台余り設置されているということです。

老君山国家公園は麗江市の西部に位置し、面積は1324平方キロで、主峰の標高は4240メートルです。公園の周辺にはナシ族、イ族、リス族、ペー族など12の民族が居住しています。

雲南省林業草原局によりますと、同省内の雲南キンシコウは2021年時点で23群れ・3300頭余りに達しています。（提供/CRI）