中国初の多圏層立体タワー観測プラットフォームが完成―山東省青島市

人民網日本語版    
facebook X mail url copy

拡大

中国初の多圏層立体タワー観測プラットフォームがこのほど山東省青島市で完成した。

中国初の多圏層立体タワー観測プラットフォームがこのほど山東省青島市で完成した。これにより中国海洋科学観測重大科学技術インフラが間もなく「デビュー」を果たすことになる。科技日報が伝えた。

同プラットフォームの建設は海洋石油工程が請け負い、メーン構造にはジャケット、モジュール、観測タワーが含まれ、設計上の総重量は4530トン。タワーの最高点は海面から約103メートル離れており、中国最高の海洋観測施設となる。完成後は66種・195台(セット)以上の観測設備を搭載する。現時点において、世界で総合的な科学観測能力が最高を誇る観測タワーとなる。

同プラットフォームは大気圏、水圏、岩石圏の全面的で総合的な、長期かつリアルタイムの高分解能立体観測を可能にしている。これは1台の超大型「スキャナー」が海洋総合環境情報を全面的にモニタリングするようなものだ。中国の海洋気候変動研究、海洋災害早期警戒と予報、国家海洋権益保護、海洋経済発展などに全面的で正確な海洋ビッグデータサービスを提供することになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携