ヤワン高速鉄道が開通、東南アジア初の高速鉄道―中国メディア

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中国とインドネシアが共同建設したジャカルタとバンドンを結ぶヤワン高速鉄道が7日、開通した。

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中国国家鉄路集団(国鉄集団)によると、中国とインドネシアが共同建設したジャカルタとバンドンを結ぶヤワン高速鉄道が7日、開通した。これにより二都市間の所要時間が3時間半から最速で40分まで短縮されるようになった。10月初めにはチケットの販売を開始し、正式な商業運営を開始させる計画だ。これはインドネシアが高速鉄道時代に突入したことを意味しており、中国とインドネシアの「一帯一路(the Belt and Road)」共同建設は重大な象徴的成果を挙げたことにもなる。中国青年報が伝えた。

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国鉄集団・国際部の責任者によると、ヤワン高速鉄道はインドネシアだけでなく、東南アジアでも初の高速鉄道で、全線で中国の技術と中国の基準が採用されている。同高速鉄道はインドネシアの首都・ジャカルタと人気観光地のバンドンを結び、全長は142.3キロ、最高運行速度は350キロとなっている。

同責任者によると、ヤワン高速鉄道が開通した後、9月7日から9月30日まではジャカルタのハリム駅とバンドンのテガルルアル駅の間を走行する。ダイヤに基づき、1日当たり旅客列車8本が運行することになっている。沿線の市民はインドネシア中国高速鉄路(KCIC)で予約し、無料で試乗することができる。その後、10月初めからチケットの販売と正式な商業運営が始まる予定となっている。市場のニーズに合わせて、運行本数が決められることになっているため、沿線の市民の移動ニーズが満たされると期待されている。


ヤワン高速鉄道の沿線の地質や環境は複雑であるため、その建設の難易度は非常に高かった。中国とインドネシアの建設を請け負った機関は、中国の高速鉄道建設の成功例を十分に参考にし、生態環境保護という理念を堅持し、実地調査に基づく設計と施工計画を強化し、ハイ基準でトンネル13本と橋56基を建設した。


同高速鉄道の建設の過程では、インドネシアで生産されたセメントなどの原材料が大量に使用されたため、現地の経済発展が促進された。また、現地作業員が多数建設に携わったため、累計で5万1000人の雇用が創出されたほか、地元従業員延べ4万5000人がトレーニングを受けた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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