李強国務院総理はインドのニューデリーで現地時間9日午前に開催された第18回20カ国・地域首脳会合（2023年G20サミット）第1段階会議に出席して演説しました。

　李総理は「習近平主席は、人類の未来と運命についての思索に基づいてグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを打ち出した。人類の運命は苦楽を共にするものであり、各国は互いに尊重しあい、違いの存在は認めつつ共通点を求め、平和共存せねばならない。重大な危機と共同の試練に直面しても、誰であれ自らのことだけを考えることは許されない。団結と協力こそが人類の正しい道だ」と強調しました。

　李総理はさらに、「G20のメンバーは団結と協力の初心を守り、平和と発展という時代の責任を担うべきだ」と指摘し、G20のメンバーが、マクロ経済政策の協調を着実に強化し、世界経済の回復を推進するパートナーとなり経済のグローバル化を断固として推進すること、世界の開放と協力を推進するパートナーになること、地球という緑の家を共に守り、世界の持続可能な発展を推進するパートナーなることを強調しました。

　李総理はまた「中国は改革を揺らぐことなく深化させ、開放を拡大し、質の高い発展を推進し、中国式現代化を推進していく」と表明し、「中国の発展の展望は明るい。（中国は）世界経済の回復と持続可能な発展のためにより多くの新しい動力を必ずや注入する。われわれは各側と共に進み、人類の共通の地球、共通の家、共通の未来のために、より大きな努力し、より大きな貢献をしたい」と表明しました。（提供/CRI）