セネガルのマッキー・サル大統領はこのほど中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ／CMG）記者の独占インタビューに応じ、「『グローバルサウス』諸国の協力関係の強化やBRICSメンバー国の拡大といった象徴的な出来事が起きるにつれ、また発展途上の世界における中国のリーダーシップが顕著になるにつれ、より包摂的かつ公平、そして強制や傲慢さのない新しい世界秩序が形成されつつある」と指摘しました。

サル大統領は、「習近平主席とは非常に深い友情で結ばれている」とし、「習主席のビジョンは中国に対してはもちろん、将来的に対話の強化を必要とする全世界に対しても大きな影響を与えるだろう」と述べました。

セネガルは、中国と「一帯一路」共同建設イニシアチブの協力文書に署名した最初の西アフリカの国です。両国関係についてサル大統領は、中国との良好な二国間関係や、一種のウィンウィンの実務的関係が築かれていると述べた上で、「私がセネガルの新興計画の枠組みの中で成し遂げたすべての成果には、高速道路や大規模なインフラ、国立競技レスリング場などのスポーツ施設の建設が、また農村部の水資源開発や、新しい工業パークや他の多くのプロジェクトの開発も含まれており、中国との協力下であれば、いずれも比較的短期間で完成できた。このことに非常に満足している」と述べました。

サル大統領は、新たな歴史的プロセスが刻まれていることに2度にわたって言及し、「世界各国が新しい秩序を切望している。2050年には、新たな世界構造が形成されるだろう。世界は発展しなければならず、我々は足を止めてはならない」と強調しました。（提供/CRI）