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三亜海洋牧場にゴマフアザラシが現れた。
海南省三亜市蜈支洲島国家級海洋牧場モデルエリア管理者の7日の発表によると、このほどエリア作業員がアザラシに似た海洋動物が同海洋牧場周辺の海域に行き来する様子を複数回にわたって撮影した。作業員が海洋動物研究専門家に問い合わせたところ、ゴマフアザラシであることを確認した。科技日報が伝えた。
学界の観測記録によると、ゴマフアザラシが南中国海の海域で観測されるのは極めて稀で、三亜沖で初の発見となった。
三亜蜈支洲島国家級海洋牧場は、農業農村部が2019年に批准した第5期国家級海洋牧場モデルエリアであり、海南初の国家級海洋牧場モデルエリアで、中国初の国家級熱帯海洋牧場モデルエリアでもある。各部門のサポートと海南大学のイノベーション技術の支えを受け、蜈支洲島海洋牧場は13年間の建設を経て、サンゴ礁や魚介類などの完全な海洋生物圏を形成するという海洋生態修復と漁業資源保護において目覚ましい成果を手にした。
海南大学の教授で海洋牧場専門家の王愛民(ワン・アイミン)氏は、「海洋牧場」は海底に魚の「家」を建てている。そのためゴマフアザラシという「珍客」の訪問は海洋生態環境修復に対する一種の「評価」といえるかもしれないとしており、海洋牧場が今後、より多くの生態効果と経済効果を生み出してほしいとその願いを語った。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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