外灘大会で多くの先端テクノロジーが披露―中国メディア

人民網日本語版    2023年9月8日(金) 16時30分

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上海市で7日、Inclusion・外灘大会2023が正式に開幕した。写真は展示された高齢者養老マンション 。

上海市で7日、Inclusion・外灘大会2023が正式に開幕した。本大会のテーマは「科学技術・持続可能な未来を築く」。展示エリアの面積は8000平方メートル。多くの出展業者が人工知能、ブロックチェーン、プライバシーコンピューティング、6Gなどを含む先端技術のイノベーションのブレークスルーを展示した。来場者に没入型・シーン化・全面的の体験を提供し、デジタル技術が支える都市、産業、生活の新たな可能性を実感してもらうのがその狙いだ。新華網が伝えた。

「未来の安全」実験室では、1台のロボット小型車とロボットアームが緊密に連携し、携帯電話を運び、その安全性を検査していた。これは螞蟻安全天璣実験室がグーグルに提供する携帯電話生体認証安全検査の実際のシーンを想定したものだ。市場の大半のアンドロイドスマホがここで安全検査を受ける。

ロボット小型車は天璣実験室が新たに発表した身体性スマートロボットだ。ロボット小型車はロボットアームと共に、全過程で人の干渉を必要とせず、3次元視覚センサーおよび人型アームシステムを結びつけることで、環境の感知、物品の正確なキャッチ、異常への柔軟な対応などを実現する。無人自動車が作業に加わり、年中無休で運用できるため、実験室が停電しない限り検査ラインは7日×24時間連続で作業を行うことを可能にした。その全過程で人の干渉を必要とせず、試験の効率は従来の5倍になる。1台の携帯電話の試験回数を20万回にまで達することを可能にしている。

また、特製のヘッドセットを着用すると、脳波の特徴を識別し、脳指紋による身元確認を体験できる。この技術は螞蟻安全実験室が中国情報通信研究院やブレイン・マシン協力生産メーカーの博瑞康と共に発表した最新技術であり、未来のウェアラブルデバイスシーンにおける身元確認に向けた技術の備えでもある。

20年後の老後はどのような暮らしになるだろうか。泰康、博騰、支付宝などが共同で会場に構築したのは高齢者養老マンションだ。室内には行き届いた配慮が見られる。各所に手すりが設置されているだけでなく、角が丸みを帯びており、暖色系の照明が設置され、バスルームは滑りにくくなっている。泰康はさらに高齢者の身体状況を体験できる特殊スーツを準備。来場者はこのスーツを着用することで、高齢者の日常生活を体験し、高齢者の置かれている状況と思いをより良く理解できるという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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