中国物流・調達連合会は6日、今年8月のグローバル製造業購買担当者景気指数（PMI）を発表した。それによると、8月のグローバルPMIは前月比0．4ポイント上昇の48．3％となり、2カ月連続で前月比上昇したが、引き続き48％前後の低い水準にとどまり、グローバル経済の回復力の弱さを示した。全体的に景気減速傾向という景況感は変わらず、需要を縮小させる圧力が依然として存在するという。

世界貿易機関（WTO）が8月24日に発表した先行指標である商品貿易指数は5月が99．1と、前年同月の95．6から改善した。グローバル貿易が回復に向かっていることがうかがえる。

各国の新規輸出受注指数を見ると、8月は中国、米国、欧州連合（EU）、日本など主要国がいずれも低い水準にとどまった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）