「空中ビル建設装置」が海南センターの100メートル突破を後押し―中国

人民網日本語版    2023年9月8日(金) 20時30分

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海南省海口市の「海南センター」プロジェクトのコアチューブの8回目の吊り上げが無事完了した。これにより、同プロジェクトは100メートル突破の節目を迎えた。

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海南控股傘下の海南機場が建設に投資し、中国建築第三工程局(中建三局)が建設作業を請け負った海南省海口市の「海南センター」プロジェクトのコアチューブの8回目の吊り上げが無事完了した。これにより、同プロジェクトは100メートル突破の節目を迎えた。中国新聞網が伝えた。

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今回のプロジェクトは最新の「空中ビル建設装置」が海南省で初めての披露されたプロジェクトでもあった。

中建三局のプロジェクト責任者である呉延宏(ウー・イエンホン)氏によると、「空中ビル建設装置」は軽量化トップモールド統合プラットフォームで、支え、吊り上げ、足場、鉄骨構造のプラットフォーム、付属施設などから構成されており、制御室や資材置き場、生産施設、施工作業、安全消防などの機能を集積させている。鉄骨構造のプラットフォームの面積は約1100平方メートルで、モールドベースの鉄骨使用量は約900トン。高さはビルの4階半ほどで、巨大な「空中の工場」といえる。


「空中ビル建設装置」の外部に取り付けられている足場は、垂直方向に高さ18メートルまでカバーしているため、作業員は各作業フロアで鉄骨構造の溶接や鉄筋組立、コンクリート打設、コンクリートメンテナンスといった作業を次々と行い、高効率の立体型施工を実現できる。「空中ビル建設装置」のサポートを受け、プロジェクト建設は平均9日で1フロアのペースで上昇している。そのため今年年末にもメーンビルコアチューブの34層構造が完成する見込みだ。

情報によると、海南センターの建築高度は428メートルに上る。観光や遊覧、五つ星以上のホテル、高級オフィスビル、ブティックビジネスなどの多機能を一体化させたビルとなる。プロジェクト完成後は海南省で最も高いビルになる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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