韓国ヒョンデがインドネシアEV市場で1位に、「日本の独占状態を崩した」と韓国メディアが評価

Record Korea    2023年9月7日(木) 7時0分

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5日、韓国・ニューシスは「現代自動車が今年1~7月にインドネシアで電気自動車を3913台販売して市場シェア1位を記録し、日本の独占状態を崩した」と伝えた。写真はインドネシア・ジャカルタ。

2023年9月5日、韓国・ニューシスは「現代自動車(ヒョンデ)が今年1~7月にインドネシアで電気自動車(EV)を3913台販売し、市場シェア1位を記録した」と伝えた。

記事によると、現代自はつい昨年まで、インドネシアのEV市場で中国の上汽通用五菱汽車(ウーリン)に次ぐ2位にとどまっていたが、スポーツ用多目的車(SUV)モデルのIONIQ 5(アイオニック5)の現地生産を始めたことで販売台数が急増した。現代自が今年インドネシアで販売したEVの98%がIONIQ 5だったという。

記事は「現代自はEVを通じて、日本メーカーが独占していたインドネシアの自動車市場に変化をもたらしている」とし、「現代自のインドネシアにおける自動車販売順位は21年の13位から昨年は8位、今年は6位と上昇を続けている。販売台数も21年の3005台から昨年は3万1965台に10倍以上増加した」と説明。「1位のトヨタ(32.5%)、2位のダイハツ(19.6%)と比べると現代自の市場シェア(3.4%)はまだ低い方だが、強固だった日本メーカーの独占体制に亀裂を入れている」と評価している。

現代自関係者は「インドネシア以外にも積極的に輸出し、ASEAN地域攻略に向けて進んでいる」「インドネシア工場は今後、6億7000万人に達する人口や豊富な資源といった潜在力を持つASEANの自動車市場を攻略するための主要輸出拠点になるだろう」などと話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国を代表する現代自がついに1位を獲得。誇らしい」「現代自のデザインと利便性は最高だ」「インドネシアの道路は日本車が占領していたのに…。本当にすごいこと。拍手!」など喜ぶ声が上がっている。

一方で「恥ずかしい。EVが大して売れない国で、4000台弱を売っただけで『1位だ!』と騒ぐなんて」「韓国の強硬労組から生き残るためにも、外国での生産量を増やすべきだ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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