韓国・平昌で開催されているアジア卓球選手権大会の女子団体決勝で、中国が韓国を破ってパリ五輪の出場権を獲得した。

準決勝で日本（早田ひな、平野美宇、伊藤美誠）に3-0で勝利した中国。決勝は孫穎莎（スン・インシャー）、陳夢（チェン・モン）、王芸迪（ワン・イーディー）の3人で臨み、やはり3-0で韓国に完勝。パリ五輪の出場権を獲得した。

中国メディアの中国新聞網は「中国代表にとっていち早くパリ五輪出場権を獲得することは間違いなく第一目標。そのため、今大会には孫穎莎、陳夢、王芸迪、陳幸同（チェン・シントン）、王曼昱（ワン・マンユー）の最強メンバーを派遣した。最新の世界ランクでもこの5人がトップ5を占めている」と伝えた。

圧倒的な強さで五輪の切符を手にした女子代表に、中国のネットユーザーからは「おめでとうございます！」「すごいぞ、中国チーム」などと祝福の声が上がる一方、「今回も七つの優勝（男女団体、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス）だな」との声や、「サッカーと同じ。見ても見なくても（結果は）同じ」と負けが続くサッカー男子代表をやゆするコメントも寄せられ、共感を集めている。（翻訳・編集/北田）