2023年中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）は5日に4日目の開催を迎えました。これまでに、多くの協力成果が得られ、医療保健や情報技術など、多くの業界に及ぶ協力協定が結ばれました。

今回のCIFTISの期間中、「スマート税関による質の高い発展への助力」に関するフォーラムが4日に開かれました。「科学技術のイノベーションによるスマート税関の建設 国際貿易の安全性・利便性・効率性の促進」をテーマに、税関、首都国際空港、商務局などの部門や関連企業が一堂に会して協議し、フォーラムのイニシアチブを発表して複数の協力協定に調印しました。

一方、CIFTIS会場では、フィクションをリアルの現実に変える娯楽サービス、世界で2台目の単孔手術ロボットに応用される医療サービス、人工知能（AI）に基づくスマート小売サービスなどが披露されています。例えば、トレーをセルフ決済フロントに置けば、数秒後に料理が識別されて自動的に決済がおこなわれます。

また、世界貿易機関（WTO）の予測では、2030年までに、デジタル技術は世界の貿易額の成長幅を毎年1．8～2ポイント押し上げる見込みだということです。（提供/CRI）